最前列

●『空の境界 殺人考察(後)』(ひどくネタバレ)
具体例を詳細に挙げないと感想が書けないので、ちょっと改行します。最初っからラストシーンを述べるので注意。






左眼を潰された黒桐幹也と、片手(左右不詳)拇指を失った両儀式が春の桜並木を歩くシーンが良かった。長い物語の結末のシーンとしては、今後相互に補完し合いながら生きていくことの将来的な印象が見えたのはグッドエンドというところではないでしょうか。あと、大麻工場で黒桐の先輩(名前失念)が狂気に陥った人間の末路を示していて教訓的でした。黒桐が無理矢理飲まされたのは大麻樹脂でしょうな。ブッダスティックってのはまた別物らしい。要は舐めて愉しむもので、食ったりするものではないということ。「致死量の10倍」っていうのはそういうことでしょう。

申し訳ないけど、他の6章のストーリーはほとんど覚えていません。5.1chとかの環境があるならBlu-ray出るまで待って鑑賞することをお勧めします。